申山・7・91m
       ↓
10
桜山?
11
坂の山
丸山・
81m・14
13・青の山
15
12・分岐

111m鳥谷山→

16・高坪山・105.9m
18

※地図青線は復路コース

泊山

№579  大鳥山~青の山~丸山~高坪山


『御旅山』から眺めた山塊(13.3.13)「時間の無い時ゃ今度はこれや」

中さんから「全山ミツバツツジの山がある・・・」とのメールが届き、

「ツツジを見に行こう」思い立ってその山塊へ。



◎所在地 : 姫路市四郷町明田の東尾根南下(姫路市的形町福泊まで)

◎地形図 : 2万5千図 
 『姫路南部(ひめじなんぶ)』 

◎山行日 : 2013. 4.20 (土)   曇り          

◎山行者 : 単独       Age=66

◎コースの見所など : ①(7)からの展望  ②ほぼ全コース巡視路で快適歩き 

                ③高坪山から北の展望

◎走行距離 : 往復約30.0 km
(スタート地点(P)探しに難渋した)



高砂市北浜町西浜R399~大鳥山(89m)~尾根南下~申山(91m)~鳥谷山(111m)~

青の山
(Ca90m)~丸山(81m)~浜国道横断~高坪山(105.9m三等)~福圓禅寺~往路引き返し


自宅発(8:30)~1・(9:20~9:25)~2・(9:30)~3・(9:35)~4・89m鉄塔(9:50)~

BP横断巡視路分岐(9:54)~5・(10:00)~6・寄り道鉄塔(10:05)~7・91m(10:15)~

8・へり岩(10:22)~9・(10:25)~10・八家へ分岐(10:33)~11・(10:43)~引き返し~

12・大日山分岐(10:50)~13・青の山(11:00)~14・81m(11:10)~丸山(81.0m)~

蕗採り~15・R250(11:40)~16・高坪山(11:50~11:55)~17・鉄塔(12:00)~

18・福圓禅寺(12:10~12:23)~引き返し~16・高坪山(12:40 昼 13:00)~

15・R250(13:05)~12・大日山分岐(13:24)~1・(14:10)~自宅(15:09)


中さんから「播但道に入って間もなく全山ミツバツツジの山がある・・・歩いたら圧巻だろうと思いますが・・・」とのメールが入った。「そうや、桜が終わって山はツツジや」そこで思い付いたのが今日の山塊。「多分ミツバツツジが群生している筈や」と急に出かけた。目指す山塊には送電線鉄塔が建ち並んでいるから確実に巡視路がある筈、しかし登山口は・・・。

四郷町明田から北の端へと向かったのが迷走の原因。集落内で袋小路に入り込んでしまい難渋したが登山口に着いた。
1・(9:20~9:25)車は道端の膨らみに置かせてもらい支度を済ませ目的地へ向かった。BPを橋で渡り高い法面の梯子を上れば初めの鉄塔に難無く付けると思っていたが梯子上りは気が引けて引き返した。2・(9:30)

(1)駐車地点から89m(4)鉄塔を眺める
鉄塔左下の携帯アンテナ経由で鉄塔に着いた(9:20)


地図の墓地マークの墓地は隣に地区のグランドが在った。途中で見ていた携帯☎の電波塔への巡視路を上ることにした。3・(9:35)「もしかすると電波塔から路が・・・」と思っていたがイバラと柴ヤブからシダヤブになった。ヤブを突破した尾根には整備された巡視路が在り鉄塔に着いた。4・89m鉄塔(9:50)視界無し。BPからの巡視路は上がって来ていなかった(墓地辺りから当地へ上るのがが正解と思う)

下っていると間もなくBP横断巡視路分岐あり。(9:54)整備されてた道を行く。ミツバツツジは見頃を過ぎていた。
5・(10:00)下りに入るとヒサカキ・灌木・高木雑木などの植生で薄暗い。ピークへ向かって巡視路→有り、時間に心配ないので寄り道する。6・寄り道鉄塔(10:05)視界無く元に戻る。

(7)から北の眺め・右端高御位山

次のピークは西側高木雑木が間伐され北から西の視界が得られた。7・91m(10:15)間伐樹間から北に高御位山から桶居山。西は小富士山から御旅山が見えた。下ったコルは西から路が上がって来ていて進行方向へ指して『へり岩へ』との道標が立っていた。8・へり岩(10:22)

 
(8)へり岩とへり岩から西の眺め(10:21)   左・小富士山  中・仁寿山  右手前・御旅山

「へり岩とはどんな岩や」『へり』とは聞き覚えのある言葉。記憶がよみがえり、それは、私の祖父母達が言っていた言葉だった。「危ないから“へり”に立つなよ」こんな使いかたをしていたと思う。つまり『先端とか端っこ』と言う意味。その岩はピークのへりに座していた。展望のため階段が取り付けられた岩だった。9・(10:25)西面180度全開

鉄塔下通過して下る。コルから西へ下る道在り。
『休憩小屋へ』の道標(10:25)。(7・8)辺りは里山保全で間伐され遊歩道が付いていた。再度薄暗い林を行くと、巡視路から尾根への道が在り、それを辿ると水平尾根道で間もなく巡視路に合流する。左下に井戸跡の様な縦穴を見る。(約)直径2m・深さ1.5m。立ち去ろうとした時その近くに実に不思議(不可解)な横穴があった。

 
                  謎の縦穴と横穴(10:28)

穴の入り口は丸っぽい石組(約30㎝)奥は壺のように膨らんでいた。広さは卵の様で30kgの米袋一つ位で内面はシックイが塗られていたと見た(形跡?あり)。中は空っぽだったが埋蔵金が?。しばらく竹藪が続く。道は分岐し、右斜め前方矢印で樫の木に『八家 やか』もう一本の木に『2013 八家大西?(この書体は難読)』辿って来た方を指しての文字は読み不明。と書かれていた。10・八家へ分岐(10:33)

地面は平坦で段状になっていて建物跡に思えたが・・・。次の上り山肌は左右共に段状になっていて畑だったのかも知れない。111mピーク右下(西側)を通過すると前方が大きく開けた。正面に81mピーク、その奥に高坪山が見え送電線が連なっていた。踏み込まれた道は左右斜めに分岐する。前方の81mピークに近い右の道を進む。道は岩盤になった所で下の学校へと下り、海の上に家島諸島が見えた。間違いに気付き引き返す。
11・(10:43)

 
111mからの眺め(10:41)左泊山? 右高坪  (11)コース間違いに気が付いた所からの眺め(10:43)

引き返し鉄塔下を通過し下って行く。コルには道標が立っていた『湊神社(西?を指す)青の山・下坂(進行方向)見野(辿って来た方向)』直ぐ先『大日山・坂の山(東を指す)』12・大日山等の分岐(10:50)上り終えると横ばいになり青の山に着いた。13・青の山(11:00)高坪山がより近くに見える。鉄塔下通過し、次に上りに掛ったとき、分岐あり、81m方向に入る。

 
青の山への路は清掃過多?            (13)青の山:北から(11:00)

この道は殆ど使われていなく頂き当たりで先細りとなり頂きに出た。頂きは個人所有の様で植樹などされていた。14・丸山(11:10)ここからの下りで山菜採りをした。その後、巡視路に合流し下ると昔の峠道?に出て東へ下るとR250(現在は違うかもしれない)に出た。この先何処から上るのか探すと法面側壁に『高坪山 北登山口 的形ふるさと登山会(この表示は点々と有る)』の案内板が貼ってあった。15・R250(11:40)

      
(14)81m南から(11:06)    北から                (15)からの上り(11:46)

タンポポとウマアシアト?の黄色い花が咲く草道を上る。振り返ると北面が全開する。16・高坪山(11:50~11:55)『高坪山頂上・福圓寺・青の山』の道標に従い三角点を目指した。この頂きは広いほぼ平地でクスノキの大木が何本も切り倒されていた(近年で細切れにされていた)その事から察するとお寺跡が考えられる。次は南登山口だろう福泊の福圓寺を目指して下る事にした。

 
(16)高坪山から北の眺め(11:50)左から御旅山・仁寿山・小富士山       高坪山からの下り竹藪(12:00)

頂きから一段降りると竹藪(孟宗でもメダケでもなくホテイチク〔全部じゃない〕)になる。竹藪を抜け鉄塔下を通過。17・鉄塔・伽藍堂(12:02)堂宇が建っていたのだろう。案内が有るので迷わず進める。西国三十三ケ所巡礼の石仏を巡りながら下る(巡礼案内図あり)。18・臨済宗 福圓禅寺(12:10)

散策をしていると昔の車が目に入り写真に収めていると民家の窓から婦人が〈車好きなんですか〉「古い車で珍しいもんで」笑顔良く気さくな方でしばらく話す。「この辺りに市会議員さん居られませんか」〈水野さんでその奥さんと私は友達です〉「私の娘の仲人なんです」〈お茶持っていますか〉「はい」などなど話す。

 
福圓禅寺の裏山に出た(12:08)        何年製なのだろ・・・メーカーはスズキ

まさかこんな所でこんな繋がりが有るとは・・・。夕方から雨になるとの予報もあり引き返した。(12:23)~引き返し~16・高坪山(12:40 昼 13:00)~15・R250(13:05)~12・大日山分岐(13:24)帰りは寄り道せず巡視路ばかり歩いた。(5)から下って来る人(歳を訊くと同年代66歳だった)が居て「(4)鉄塔から下る道は在りませんか」〈少し手前に在るからそこまで行って教えてあげる〉会話しながら歩く。

その道は予想通り往路見た余り踏まれていない道だった。水筒一本を後ポケットに持っただけの身軽な事もあったがなかなかの健脚だった。その人は「青の山まで行くつもりだったが私もここで帰るわ」下山して舗装路を歩いていると小粒の雨が落ちてきた「予報より早いなー」市川橋の近くから歩いて来たとの事だったので「車で送りましょう」と言ったが歩いて帰るとの事で別れた。
1・(14:10)


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大鳥山89m・4
8・へり岩→
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